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五十肩の運動

五十肩になると、肩の筋肉が弱ります。しかし、そのままストレッチやエクササイズなどの運動を取り入れることは不可能です。

何故なら、五十肩は特に急性期には激しい痛みが起こりますので、運動をすると余計に痛んでしまい、炎症を悪化させてしまうことに繋がるからです。しかし、これを取り入れなければ、肩の可動域の制限から回復することは不可能です。

このため、五十肩の急性期ではほとんど運動ができなくても、安静にすることで切り抜けたら、上手くタイミングをとってストレッチやエクササイズをすることが大切です。

慢性期になれば、運動によって可動域を復帰させるだけでなく、痛みを緩和させることにも寄与します。五十肩でよく用いられる体操法が、アイロン体操です。

アイロン体操は、片方の手、痛みのないほうの手でアイロン、またはダンベルやペットボトルなど、日常的によく使い、多少の負荷があるものを持って、もう片方の手は机などについて支えながら、前かがみの状態で持ったものをゆっくりと左右、あるいは前後に振ります。

または円を描くように振る、などして肩の関節を徐々に動かしていきます。腕は振り子のような調子で振るのがポイントです。決して力を入れて腕を持ち上げたり、肩に力を入れて速度を出したりせず、ゆっくりと重さに従うようにするのが味噌です。

その他には、壁に手をついて直立で腕立て伏せをする体操もあります。初めは壁への距離を近めにとり、徐々に壁と足の距離を大きくしながら、ちょうどよい負荷がかかるようなポイントでゆっくりと試行するのがベストです。

五十肩では体操を出来るだけ早くから取り入れるのが上手な治療のポイントです。アイロン体操は急性期のごく初期から開始するという方も多くいらっしゃいます。

しかしながら、五十肩の症状が重い方の場合は、慢性期から開始しなければならない場合が常です。慢性期からでも遅くはありません。正し、出来るだけ毎日継続できるような工夫も大切です。